EdgeRouterXをIPoEとPPPoEにしてみた。
ネットワークの概要
WAN 側に NTT 光(ひかり電話はなし)、WAN 側接続(eth0)は、IPoE + DS-Lite および PPPoE で接続します。192.168.10.0/24 を LAN1(eth1)に割り当て、ここにホームサーバーを接続します。LAN1 は、PPPoE 接続です。LAN2(switch = eth2-eth4)側は IPoE + DS-Lite と接続し、インターネットの高速化を図っています。
スピードテストで測定すると、PPPoE は約 100Mbps〜300Mbps ですが、IPoE + DS-Lite と接続すると約 400Mbps〜600Mbps になるようです。
インターフェース設定の構成
eth0 の IPoE に IPv6 を設定します。しばらくすると、ルーターに IPv6 が構成されます。その IP に基づいて DS-Lite をセットアップします。ipv6-tunnel で、ipip6 をカプセル化に設定し、ルーターに割り当てられた ipv6 アドレスを local-ip に設定し、transix サービスの IP を remote-ip に設定します。
設定はこんな感じ。
PPoE の設定を追加
PPPoE を eth0 に追加し、PPPoE の認証設定を行います。これで WAN 側(eth0)に IPoE+DS-Lite と PPPoE の接続が可能となりました。
ルーティングの設定
サーバーの静的ルートを LAN1 側へ PPoE ルート、LAN2-LAN4 へのクライアント IPoE + DS-Liete ルートを構成します。FireWall の変更機能と静的ルーティングを組み合わせて、パケット配信を制御します。
ファイアウォールの設定
静的ルーティングを設定します。
最後に、PPPoE の IP マスカレードをセットアップします。
以上で EdgeRouter X での IPoE(DS-Lite)と PPPoE の設定が完了しました。